【エクアドル・クエンカ観光】日帰りでインガピルカ遺跡へ行ってみた

クエンカからの日帰り観光スポットであるインガピルカ遺跡(Ingapirca Ruina)に行ってきました。ツアーもあるようですが、個人でもバスでアクセス出来ますので行き方を紹介します。

どんな遺跡?

インガピルカという言葉はケチュア語でインカの壁という意味でその通り、紀元前1000年頃のカニャーリ族の遺跡を土台にして、15世紀にインカ帝国が北方の拠点のため建設されたということで二つの時代の遺跡が発掘されたとのことです。Webサイトがありましたがあまり充実していないです…

https://complejoingapirca.gob.ec/

どこにあるの?行き方は?

クエンカから北へ40~50㎞ほどに位置していて、 グーグルマップによると 町の中心カルデロン広場からだと81㎞、車で1時間半となっています。

旅行者としては行き方はツアーに参加するが路線バスでしょう。ツアーは宿や観光案内所で簡単に探せると思います。タクシーはかなり距離があるし、往復でチャーターしないと帰りが困りそうです。

ツアーバスで直行だと1時間半で行けそうですね。バスの場合は途中の町でバスターミナルに寄ったり、途中で乗り降りがあります。また最後↓の赤線のところ近くの町を経由するため遠回りしていました。自分が行ったときは実際の所要時間は2時間半ほどでした。

高山病に注意

念のためですがインガピルカの標高は3160m、高山病のリスクのある高さです。クエンカ(2600m)やキト(2800m)で体が慣れている場合は大丈夫ですが、グアヤキルは港町なので3000m以上の標高差がありますので体調に十分注意してください。

クエンカに滞在する場合は順番は街中の観光の後の方が良いでしょう。自分の場合でも空気の薄さが実感もし遺跡周辺をトレッキングする場合はペースをゆっくりと呼吸を深くして水分を十分とることを心掛けるとよいそうです。

バスでの行き方

では実際のバスでの行き方です。バスはクエンカのバスターミナルから一日に平日2往復(行き9:00、12:20 戻り13:00、15:45)、土日1往復( 行き9:00 戻り13:00) です。自分が行った日は時間調整のためか戻りが13:30発でした。

長距離バスで移動してきた人は同じターミナルで飛行機で到着した場合も街中に向かう途中すぐの場所なので分かりやすいと思います。私は宿が近く徒歩15分ほどでしたが、中心のカルデロン広場からでも20分強ほどです。バスは11番、28番が通りますがローカルな路線バスで使いこなすのは難しいです。不安な場合はタクシーが無難です。

バスターミナルはこんな感じでキトはグアヤキルよりはこじんまり。待合所、レストラン、売店と一通りそろっています。 有料(0.15ドル)ですがトイレも数か所あります。

インガピルカに直行できるバス会社は Cañar  (カニャール)1社のみ。バス会社が番号順に並んでいて04番です。真ん中の入り口にはインフォメーションもあるので英語が通じない可能性もありますが「インガピルカ」と言えば教えてくれます。

カウンターでチケットを購入します。ここも英語が通じない可能性はありますがインガピルカといえば大丈夫です。聞かれるのは人数と今日乗るか、くらい。向こうも外国人のお客が多く慣れているのでジェスチャーや、カレンダーを指すなりで通じます。往復で7ドルでした。

今日=Hoy オイ、明日= mañana マニャニャ 1=Uno ウノ、2=Dos ドス、3=Tres トゥレス、4=Quatro クアトロ スペイン語はこれくらいで大丈夫です。

カウンターが待合室になっていてそのまま待っていることも出来ます。2時間半の乗車ですがバスにはトイレはないので不安な場合は済ませておきましょう。時間だよと言われて行ったらすでに結構な人数が乗っていたので早めに乗り場に行った方が良い席が確保できそうです。

すぐ側に乗り場への入り口がありますので、ターミナル使用料のチケットを購入して(0.1ドル) 入ります。バスが並んでいるので係員か車掌らしき人が何人もいますので「インガピルカ」といえばどのバスか教えてもらえます。バスにも表記があるので確認して乗車しましょう。自分の時は5分くらい遅れ、ほぼ定刻の出発でした。

道中の景色が絶景!

バスの席は左の列の窓側がおすすめです。途中3分の2くらいまでは左側の方が断然眺めが良かったです。知らずに、右側は東側からの日光が眩しそうと思って左側に座ってましたがラッキーでした。出発時点では半分くらいの乗車でしたが途中の町でどんどん乗ってきてピーク時は立ち乗りも出るくらいの混雑でしたので席選びは重要です。

出発してから車掌がチケットの確認に来ました。往復で購入していると思いますので、おそらくないと思いますが渡してしまわないように、また紛失しないように注意です。

クエンカの市街地を出るとすぐに郊外の風景でいくつかの町を経由しながら徐々に山間を高度を上げていき、景色も徐々に山岳風景へと変わっていきます。山の斜面にポツポツと建っているカラフルな家屋、民族衣装の女性たち、放牧されている牛、豚、鶏、羊、山羊と家畜のコンプリート(笑)

エクアドルはペルーやチリほどイメージが強くないけれど、 いかにもアンデスらしい風景が広がって2時間半という長時間も飽きずに過ごすことが出来ました。山道のワインディングが続くので車酔いしないようにスマホや読書より景色を楽しんだ方がよいですね。

可愛らしい駅ですが廃線?観光案内所になっているようです
線路も全く使われていないようです
自然渋滞…
インガピルカの町が見えてきました

バスは最後インガピルカの町で一旦停まり、そのまま遺跡まで行ってくれまし た。11:45に到着、戻りは13:00のはずが13:30と言われました。 結構渋滞していたので観光の所要時間を考慮して調整してくれたのかもしれません。

不安な場合は同乗者でスペイン語が分かるヨーロッパの人がいれば英語で確認できると思います。おそらく皆同じ時間で行動するので一緒に行動していれば大丈夫でしょう。

いざ遺跡を観光

入り口を入るとすぐ案内所兼チケット売り場がありました。入場料は2ドルでガイド付き。 統計でも取っているのかどの国かスペイン語で聞かれました。こういうところでも英語が通じないんですね。12:00にツアー開始と言われ同じバスで来た人達と待ちます。遺跡内はガイドの案内なしでは入場不可でした。

入場券(左)とバスチケット(右)

ガイドが来て入場してツアースタート。この日のガイドは英語でも説明してくれましたが同じ宿のポーランド人女性が行ったときはスペイン語のみだったそうです。でも英語で説明してはくれるんですが、ちゃんと全部聞き取れないのとそもそもの知識が乏しいので理解度はかなり怪しい…

アルパカさんがお出迎え

カニャリがどのように遺跡を築き、インカがそのまた上にどのように、どんな意図をもって神殿やその他の施設を築いたかなどを説明してくれました(多分)。知識がなくても十分にその建築の素晴らしさに感動したし、神殿からの眺めは素晴らしかったです。

夏至の日に一直線になるそうです
カニャリが太陰暦で使用したそうです
いざ神殿へ!

ガイドツアーは50分ほどで終了、バスまで少し時間があったので神殿からも見えた出口からの先の小高いスポットへ。ここから神殿や遺跡の眺めもとても良かったです。

この周辺を散策するルートや博物館があると地球の歩き方に書かれていました。平日であればもう一本あとのバスにしてさらに遺跡を満喫するのもよいですね。

階段の先を上ると…
遺跡と奥には町の眺望
遺跡の出口付近、散策ルートの案内がありました

ショップが数軒あるので土産物も見るのもよし、コーヒーなど飲み物もありコカ茶があったので初トライ($0.5)。高山病に効果があるのでもし違和感を感じていたらぜひどうぞ。味はあっさりで十六茶とか爽健美茶みたいな感じでした。

帰りのバスは入り口を出た先で待っていました。行きのバスのメンバーがそのまま乗ってきました。バスは5分遅れ程で13:35出発、帰りも車窓の景色を楽しみながらの2時間半の小旅行です。

感想

エクアドルで最重要の遺跡が日帰りでツアーを使わず個人で行けるなんて隣国ペルー辺りでは考えられないです。しかも費用はバス代、入場料、合計9ドル(約1,000円)。かなりのコストパフォーマンスです。

移動時間は往復5時間超、滞在時間1時間半、合計7時間 とちょっと長いですが、道中の景色はそれだけの価値あり!ぜひゆっくりと楽しんでもらいたいです。クエンカに滞在して時間があったらぜひともお勧めしたいスポットです。

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